Rokko_20240601

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　稜線に出ると余裕な道があり，そのまま余裕で行ける？と思ったら，その辺りから岩場が出てきた。 最初の岩場っぽい場所は一瞬だった。その先で正面の岩場に取り付いて登ったら，岩の先端で道が無くなってしまった。 どうやらそこは巻くみたい。そう思って少し下ってから見直すと，右側から巻く踏み跡があった。 その次の岩は登らないといけなかった。その先で見晴らしのいい岩場を乗り越えたが，景色がよかったので記念撮影をしておいた。

　記念撮影した岩場からは向こうに下る。そしてまた岩場が出てきたので，それを登った。芦屋のロックガーデン横の地獄谷みたいに登って下ってを繰り返すのかと思って。 しかし，その岩もやっぱり先端で急に切れ落ちていた。木の幹とかを使ったら下れそうな気もしたけど，きっと巻道があるに違いない，と思って戻ると，それっぽい巻道があった。 巻道を行き，岩場を振返るとそこには「カベ」があった。ただ，掴みシロがあったので，クライマーの人なら余裕で登れそう，と思った。

　その岩場の次はよじ登って上を進んだ。すると一番高いところに木があり，その先は切れ落ちているところにロープがつけてあった。 どうやらそこが六甲アルプスの核心部みたいだった。以前はそこに「六甲アルプス」という標識があったみたいだが，それはなくなっていた。 せっかくなのでそこでも記念撮影をしておいた。 そこからロープで下ると，その先はあまり激しい岩場はなかった。傾斜はそれなりに急でまだまだ登らないといけなかったけど，怖い感じの場所はなくなった。

　ロープのある岩場の少し先からは笹薮が出てきて，急に雰囲気が変わった感じがした。その辺りで右に分かれる分岐があった。 我々はシュラインロードに出たかったので，左上に進んだ。その辺りからは踏み跡がしっかりついていたので，あまり迷うことはなかった。 ただ，意外と急な上りが続くので思ったよりも疲れた気がする。 歩いてくと急に開けた場所に出た。そこには椅子とテーブルがあった。そこまで来ると舗装路まですぐだった。

　舗装路はシュラインロードだった。その辺りから北に向けてシュラインロードは登山道になりそうだったが，そこから南は舗装路だった。 シュラインロードをしばらく歩くと前辻で山上のバス道に出た。そこまで来ると急に人工的な世界に気がした。前辻から少し西に行くと藤原商店があり，そのすぐ向こうに神戸六甲迎賓館がある。 今回はそこでお昼ご飯を食べることにした。今回は淡路のレモン風味のビールと焼肉丼にしてみた。見た目は少なそうに見えたが，意外とお腹にくる量だった。 食後，トイレを借りてから出発した。

　そこからどう下山しようか，と思ったが，ある程度距離を歩きたいと思ったので，まずは六甲山牧場に行きソフトクリームを食べることにした。 そこから穂高湖経由でトゥエンティクロスで新神戸に下ることにした。 六甲山牧場へは山上道路横の歩道を歩いていった。六甲山牧場では中には入らず，北駐車場横のカウベルというお店で牛乳をソフトクリームを堪能した。おいしかった。 そこでもトイレに寄ってから下山を開始した。

　六甲山牧場からも山上道路横の歩道を歩き，神戸市立自然の家前から穂高湖に向かって下った。 穂高湖からトゥエンティクロスへは，シェール道と徳川道があるが，今回は徳川道を下ってみた。距離は短いが不規則になってしまった石の階段が続くので，不得意な人もいそうな下りだった。 桜橋出合手前でシェール道と合流し，出合で生田川を渡渉した。その先は森林植物園そば経由で，トゥエンティクロスを下った。 その日は少し水が多めだったが，渡渉はほぼ問題なかった。河童橋付近では空が大きく見えるので写真を撮っておいた。

　あじさい広場の先の崩落箇所は全く問題なく通過できた。 むしろその先の渡渉が心配だった。あそこはあまりいい飛び石がないので，いつも気を使うが，その日は水が多めだったので少し心配だった。 しかし，実際に渡ってみると意外となんとかなった。よかった。蛇ヶ谷の方まで迂回すると結構時間かかるから，渡れてよかった。 そこからはいつもの道で全山縦走路に合流し，そこから市ヶ原に下った。

　市ヶ原まで来たらもう終わったも当然なので（まだ30〜40分はかかるけど），櫻茶屋で生ビールを飲んだ。 六甲山牧場を出てからは結構暑く感じていたので，ビールが美味しかった。 そこからはいつもの道なのでのんびりと下った。川の水量が多めだったので，五本松堰堤横の隠れ滝はしっかりとした滝になっていた。 また布引の滝の雄滝もいつもより迫力がある感じだった。そして，夕方5時過ぎに無事に新神戸駅にたどり着いた。 新神戸駅からは地下鉄に乗って三宮に行って，キリシマ山荘というお店でご飯を食べて帰った。