TakamaKuroGoro_20210919-21

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　起きたのは午前2時半頃だった。そこからトイレに行き，のんびり着替えたりと準備してから午前4時頃に出発した。当然真っ暗なのでヘッドライトを使って歩いた。 服装は長袖シャツの下にインナーを着て，さらに出発時は霧の中だったのでレインウェア上下とザックにレインカバーを付けて歩いた。 また飲料としてアクエリアスを 1L 分と水 500mL を持って登った。 まずは標高 1358m の折立登山口から標高 2330m の太郎平小屋まで登るが，序盤の三角点（標高 1870m）までの高度差 500m ほどが結構急登になっている。そこはできるだけ疲れないようにゆっくりと登った。 少し登った辺りで先行者を抜かしたが，北アルプスは初めてという豊橋から来たお兄さんで，ペース配分とかよくわからないということだったので太郎平小屋まで一緒に登った。彼は日帰りで薬師岳に登るということだった。 2人でうだうだ喋りながら登ると，気づくと三角点だった。 そこまで来ると日が昇って暑くなってきたので，レインウェアを脱いだ。その作業をしたので5分ほど休憩した形になった。

　三角点から先も傾斜は緩くなるとは言え，太郎平小屋まではさらに標高差 500m 程度登らないといけないので，太郎平小屋に着いた頃にはかなり足に疲れを感じた。 それでも折立登山口から太郎平小屋まで3時間程度だったのでいいペースで登れたと思う。 太郎平小屋前で豊橋から来たお兄さんと別れ，一人雲ノ平に向かうべく，まずは薬師沢小屋を目指した。 太郎平から薬師沢小屋までは薬師沢を行く。まずは太郎平小屋からしばし水平に移動し，その先で一気に薬師沢に下る。 そこは距離も短くあっという間，という感じだった。

　その先は薬師沢の左岸，右岸の湿原っぽい所の木道を行くが，何度か左岸から右岸やその逆に移動する箇所がある。 そこでは沢を越えるために一度沢まで10〜20m下り，沢を越えた後にすぐまた10〜20m程度登る，というのを繰り返す。 それが地味に足にきた気がする。それでも全体的に下り基調なので，気づくと薬師沢小屋の近くに着いた。 ちなみに，薬師沢小屋は黒部川と薬師沢の出合の斜面にへばりつくように建っているので，最後に小屋に向かってちょっとした傾斜を下らないといけなかった。
（1日目後半へ：薬師沢小屋から雲ノ平へ (泊)）

ちなみに，今回の装備は，レインウェア上下，ソフトシェル，ダウンジャケット， スポーツタイツ，登山用のズボン，長袖シャツ3日分，インナーウェア上，寝る時用の短パンとタイツ， インターシーツ（新型コロナ対策），ヘッドライト，ストック，帽子，タオル，キャメルバック（水パック），コップ， モバイルバッテリー，充電器，GPS ロガー，デジカメ，スマホ，JetBoil，水フィルター， 痒み止め，ロキソニン，予備マスク，汗ふきシート，歯ブラシ，アルコール除菌，などなど…。 水分として，ハイドレーション（Camelbak ）とアクエリアス 500mL を4本持っていった。 また，粉末状のアクエリアスを3パック（3L分）持っていったが，足りずに1パック買った。 重量は，水分なしで 11kg 程度だった。