CamChainTentioner2008


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CBR1100XX のカムチェーンテンショナーリフターの交換

 ・2008年6月14日
 ・作業(CBR1100XX のカムチェーンテンショナーリフターの交換)
 ・xxx km
 
DSCN3631_thumb.png 今回の一枚
CBR1100XX のアンダーカウルを外したところ

カムチェーンテンショナーのリフター交換とアーシング

Super Black Bird (CBR1100XX) のエンジン周りから変な音がしていた。 回転数が2500回転から3000回転弱の辺りで,コツコツという感じの音と振動がある。 回転数をあげると音は消えるが,なんとも気持ち悪い。 そこでネットで調べてみると,レギュレーターと並んでカムチェーンテンショナーがトラぶりやすいらしい。 レギュレータは以前換えてもらったので,今度はカムチェーンテンショナーの番か? どうやらカムチェーンテンショナーのテンションのかけ具合をコントロールするリフターという部品がへたるらしい。 そこでそれを交換することにした。

まずはバイク屋に電話。値段と納期を確認した。 値段は4000円弱。納期は数日とのこと。 そこで早速注文した。 で,取り付けもしてもらおうかと思ったが,工賃が7000円以上かかるみたい。 折角だから一度自分で換えてみよう,と思った。 まずはカウル(フェアリング)をはずす。リフターの場所は右のアンダーカウルの裏にあるらしい。 なのでアンダーカウルをはずした。意外と簡単だった。 他にもハンドル近くの部品もはずしたら作業効率があがった。 リフターという部品自体は比較的簡単に交換できた。 場所もはずし安い場所だったからだが。 取り寄せた部品にはパッキンと取り付けネジがついていた。

まずはリフターのトップのメクラ用のネジをはずして,後で再利用。 M6のネジを緩めて部品をはずして,引っこ抜いた。 で,古いパッキンのかすをきれいにした。 エンジン内部にゴミが入らないように,軍手を押し込んで作業した。 パッキン部がきれいになったら,新しいパーツを取り付けた。 取り付ける時に,新品のトップにストッパーがはめてある。 これをつけたままエンジン本体に取り付ける。 つけたらストッパーを引き抜く。すると,スコンと音がしてリフターが伸びる。 これでテンショナーに力がかかるはず。

今回はリフター以外に,アーシングにも挑戦した。 アーシングはバッテリーのマイナス側とボディやエンジンなどを太めのケーブルで電気的につなぐ作業。 目的はノイズを減らすこと。 人によってはトルクが増えるなど,の理由で行っているようだが,私は無線のノイズ対策のつもり。 アーシングのためにはエンジントップが見えないといけない。 そのためにタンクをはずして,エアフィルターをはずさないといけない。 タンクは,座席付近のネジをはずして,少し持ち上げる。 そして,タンク下にあるバルブをオフの位置へ。 その後,ホース5本(キャブレターへ太いの2本,細いの1本,ドレイン1本,後1本はよくわからず)をはずし, 燃料計のコネクタをはずしてから,タンクを後に引くようにして,はずす。 タンクはほぼ満タンだったのでめちゃめちゃ重かった。

タンクをはずすとエアフィルターが見える。 黒い丸っこい大きなやつ。 これはキャブレターの入口4つにそれぞれホースバンドのような感じで止めてある。 それをはずしたらはずせる。 他にホースが二本あるが,これらもはずしたら取れる。 するとキャブレターが顔を出す。 キャブレターの奥にエンジンのヘッドが見える。 青いスパークプラグのカバーが見える。 その辺りをアーシングしたいのだが,いい場所にネジがない。 変な場所のネジをはずすとあとが面倒そうなので,余計な事はしない方がいい。 他にキャブレターや,オルタネーター(発電機)辺りもアーシングしたいが, オルタネーターはもともとアーシングしてある。 キャブレターもいいネジがない。これもあきらめた。 それでもどこかにアーシングしないとここまでの努力が.... そこで,エンジン本体の下の方と,ボディ(ハンドルの根本付近)にアーシングしてみた。 結果は???よくわからん。何か変化あったのかなぁ??? さらに車のエンジンもみてみたが,これがまたいい場所がない。 ケーブルが余っているから使ってみたいのになぁ...
(下記の小さめの写真をクリックすると,大きめの写真が見れます。 大きめの写真自体をクリックするとオリジナルの写真が見れます)
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(撮影日 2008/06/14)
フェアリングをはずす前
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(撮影日 2008/06/14)
フレームに隠れるようにネジがあるぞ
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(撮影日 2008/06/14)
フロントタイヤの後ろ。泥だらけ
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(撮影日 2008/06/14)
フロントタイヤからラジエーターを見る
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(撮影日 2008/06/14)
アンダーカウルをはずした。断熱用(?)のクッションみたいなのがある
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(撮影日 2008/06/14)
横からみたらこんなん。エグゾースト錆び錆び
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(撮影日 2008/06/14)
ラジエータからのホースに隠れてリフターが見える
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(撮影日 2008/06/14)
右の方の白っぽい筒がリフター。トップのメクラネジをはずしてから作業
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(撮影日 2008/06/14)
エンジンを前から見る。オイルフィルターが見える。パイプ錆び錆びやん
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(撮影日 2008/06/14)
これはタンクの燃料計のコネクタ
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(撮影日 2008/06/14)
タンク下からキャブレターを見る
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(撮影日 2008/06/14)
これがカムチェーンテンショナーのリフター。これを交換する
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(撮影日 2008/06/14)
これは古い方。右の方はエンジンルームの中に入って,テンショナーを押す
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(撮影日 2008/06/14)
リフターの外側の先端。穴の中にマイナスの切込みがある
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(撮影日 2008/06/14)
ほら。これを右に回すとリフターが短くなる
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(撮影日 2008/06/14)
リフターを短くしてから,左に見えるストッパーで固定してからエンジンにつける。つけたあとはストッパーをひっぱってはずす
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(撮影日 2008/06/14)
06140-MAT-325が部品番号
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(撮影日 2008/06/14)
アーシングのためにタンクをはずす。タンク下のバルブ
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(撮影日 2008/06/14)
バルブをオフにして,燃料計のコネクタとホース5本をはずしてタンクをはずす
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(撮影日 2008/06/14)
タンクをはずした後。丸っこいのはエアフィルター
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(撮影日 2008/06/14)
キャブレターはケイヒン
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(撮影日 2008/06/14)
エアフィルターをはずすとキャブレターが登場!
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(撮影日 2008/06/14)
青いのがエンジンのスパークプラグ
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(撮影日 2008/06/14)
イグニッションコイル。4気筒のうちの2本分。残りは反対側。エアフィルターにぶら下がっていた
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(撮影日 2008/06/14)
キャブレターにホコリが入らないように
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(撮影日 2008/06/15)
ハンドル周り。黄色い線がアーシングの線。バッテリーとボディをつないだつもり。いまいちの場所やなぁ
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(撮影日 2008/06/15)
エンジンの頭につなぎたかったけど,ネジがなかったから,エンジンボトムにつないだ
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(撮影日 2008/06/15)
これがタンクの裏側。下が前,上が後
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(撮影日 2008/06/15)
タンク下のバルブ。オンにするとガソリンが出てくる
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(撮影日 2008/06/15)
これは燃料計
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(撮影日 2008/06/15)
ハンドルまわり
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(撮影日 2008/06/15)
こんな風にアーシングした


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