Kongo_20211113-14

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　その後，葛木神社に寄り，一ノ鳥居を通過，一等三角点，展望台に寄ってからちはや園地に向かった。 ちはや園地では，夜に星と自然のミュージアムでの星空観察会の開始の時間を確認してから，キャンプ場管理事務所に寄って受付を済ませた。 今回はグランドサイトの A-13 が私の場所だった。チェックインしたあかしとして，水道用のレバーを貸してくれた。水を使う際にそれがないと水がでないようになっていた。 サイト A-13 はメイン広場から少し下った所にあるので，食事のために後で荷物を沢山持って上がるのも面倒と思い，とりあえずメイン広場でお昼ごはんにした。 昼飯はカップスープ，河内長野のスーパーで買ってきた焼き肉（牛肉と豚トロ），アルファ米のご飯と缶チューハイにした。 やはり外で焼いて食べる肉は美味しいねぇ…。

　焼き肉はホットサンドメーカーを分割した片割れの上にオリーブオイルをのせてから焼いた。 まず豚トロを焼き，その後で牛肉を食べた。ただ，一人で食べるにはちょっと量が多かったので，隣のテーブルの人達におすそ分けしておいた。 その時気づいたのだが，思ったよりも燃料の消費が多かった。やはり焼き肉はずっと火を点けたままなので燃料の消費が多いみたい。 ちょっと不安になったので，その後はできるだけ弱火にして焼き肉を楽しんだ。 その間に缶チューハイ（350mL）を2本飲み，食後にインスタントのスティックコーヒーを飲んだ。 昼間に結構食べたので晩飯はおつまみとチューハイにしてしまった…。

　昼食後，満を持してテントを立てた。 テントはちょっと前の型のmont-bellの二人用テント。14:40 に立て始めたけど，酔っぱらい気味でぽよ～としながらだったので，完成したのは 15:20 頃だった。 めっちゃのんびり立てたことになる。それから中にマットやシュラフをひいて，荷物を入れ終わると 15:30 だった…ははは。

　テントを立てて寝れる準備ができたので，散歩に行くことにした。 特に行き先は決めてなかったが，星と自然のミュージアム前まで行き，そこからロープウェイ金剛駅まで行ってみた。 そこから岩屋文殊経由で山頂広場の方に行こうかとも思ったが，暗くなりそうだったので途中で引き返してカタクリの路を登り，らくらくの道を歩いてミュージアム前に戻った。 その後テントに戻り，星空観察会に出発する時間（午後6時半過ぎ）まで昼寝した。

　午後6時半にアラームを鳴らし，トイレに寄ってから星と自然のミュージアムに行き，午後9時頃まで星空観察会に参加した。 観察会では双眼の望遠鏡と口径40cmの望遠鏡で，月，土星，木星，スバルなどを見させてもらった。 木星はなんとなく縞模様になっているのが見え，縦に並んだ４つの衛星も見えた。土星は輪が縦になっていて，輪の中に黒い帯が見えた。カッシーニの間隙って言うらしい。 月はクレーターがはっきりと見えた。他にも秋の星にまつわる話を聞いたりした。 星空観察会の後はトイレに寄ってからさっさとテントに戻り，おつまみのナッツを食べながら3本目の缶チューハイを飲んで一人宴会をした。 そして，9時半頃にはシュラフに入って寝た。 今回のシュラフはmont-bellのダウンハガー #3 とシュラフカバーの組み合わせ。 寒いと寝れないので，念のためにダウンジャケットを羽織ってシュラフに入った。 そのおかげかあまり寒くなかったが，足先だけがちょっと寒かった。まぁ，寝れたけどね。 靴下を分厚いのにするか，足裏に使い捨てカイロを貼ればよかったかもしれないねぇ。

　朝は5時過ぎに一度起きたが，うだうだして結局6時半頃に動き出した。 まずトイレに行き，その後メイン広場のテーブルで朝ごはんを食べた。 朝ごはんは，オリーブオイルと塩と黒胡椒だけのサラダ，アルファ米とレトルトのグリーンカレー，スティックコーヒーにしてみた。 朝からがっつり食べたけど，昨日は晩飯を食べてなかったからそんなもんかもしれない。

　食後は腹ごなしに散歩に行ってみた。 まずは来る時にも寄った展望台に行って景色を眺めた。次に大阪府最高地点に寄り，一ノ鳥居，葛木神社を経由して転法輪寺に行った。 そして再び山頂広場行ってライブカメラに写っておいた。 その後，岩屋文殊，ロープウェイ金剛駅近くを通ってキャンプ場に戻った。

　キャンプ場に戻った後，撤収すべくテントを片付け始めた。 まずはテント内の荷物をひっぱり出してカラにした後，張り綱を外し，ペグを抜き，フライシートをはずした。 次にテント本体を持ち上げ，中のホコリを出したのち，本体裏面が濡れていたので，そこに日が当たるようにひっくり返して本体裏面を乾かした。 また，グランドシートもかなり濡れていたので，木の枝に掛けて「干して」おいた。 その間にペグについた泥をできるだけ落とし，紐などをまとめて袋に入れておいた。 テントやシートが乾いた後で（乾いたと感じた後で？），テントからポールを抜き，ホコリを叩き落としながら畳んでフライシート，グランドシートなどと一緒に袋に入れた。 それから荷物をザックに入れ，帰れる態勢になったのは撤収を始めてから 50 分ほど経った後だった。

　その後，チェックアウトして（水栓のレバーを返す）伏見峠から念仏坂を下った。 念仏坂は20分ちょっとで下れたのだが，バスの出発点がどこかわからず，一度「府営第一駐車場」まで登ってしまった。 しかし，そこらのおっちゃんに聞くとバス停は念仏坂の終点付近にあるみたいだった。俺はなんのために登ったの？ で，結局バス停に着いたのは11時前だった。その後，11:15 発のバスで河内長野に行き，そこから南海電車に乗って帰った。 そういえば今回は豚まんを持っていくのを忘れた。そこで，電車を降りた帰りにコンビニに寄って肉まんを買って帰った。 そして家でホットサンドメーカーで挟んで焼いてみたら，これが結構美味しかった。

　今回は満を持してキャンプに行ってみた。思いもよらずソロキャンプになったが，なかなか楽しいキャンプになった。 反省点としては，
(1) 焼き肉をすると燃料の消費が多いので，予備を持っていくべきだった。
(2) シュラフは寒くなかったけど，足元が寒いので使い捨てカイロが欲しかった。
(3) テントの出入りがしにくいのでスリッパがあるといいな，と思った。
(4) マットはちょっと固めの床という感じだった。地面からの冷気は完全に遮断してくれた。
(5) キッチンペーパーを数枚ちぎって持って行ったのは正解だった。
(6) 二人用テントだったが，荷物を入れることを考えるとそんなに広いとは思わなかった。
(7) 直火で作るポップコーンを持っていったが，燃料が不足しそうなので持って帰った。しかし帰ってから作ろうとすると鍋状のアルミの一部に穴があいていて家のフライパンが必要だった。