清水山山頂を過ぎると,少し下っていく。
そして,東山19番標識のところで右下に行き,池のそばから東山山頂公園(将軍塚)への登りになる。
ここはそんなに激しくはないが,それまでの疲れが足にきて,毎度のことながらしんどかった。
登り終えると駐車場があるスペースに出る。
そこでトイレ休憩して先に進んだ。
東山山頂公園からは,青蓮院門跡付近で左に折れ,将軍塚青龍殿の裏を回って,粟田神社裏から元三大師ゆかりの尊勝院へ下る。
その区間はルートが新しくなっていて,以前のルートとは少しだけ違っている。
しかし,特に迷うようなことはない(6月にも歩いたので知ってたけど…)。
尊勝院から三条通粟田口へ出て,蹴上に向かう。
その辺りは三条通の歩道を歩くが,日差しが強くてしんどかったなぁ。
蹴上ではねじりまんぽと呼ばれるレンガ造りのトンネルをくぐり,インクラインに沿って登り,日向大神宮へと向かう。
その辺りはバリバリの観光地なのだが,暑さのせいか思ったほどは人がいなかった。
日向大神宮へは,琵琶湖疏水にかかる大神宮橋を渡って坂を登る。
この坂は思ったよりも急で,意外と疲れる。
そこを我慢して登ると日向大神宮の手水舎にたどり着く。
そこから京都一周トレイルはルートが二手に分かれている。
直進して伊勢神宮遙拝所の方へ向かうのが旧ルートである。
こちらは最初に急な登りがあり,アスレチック気分になれるが,岩が濡れていると怖そうなルートである。
もう一方は日向大神宮の本殿付近から左へ行き,天の岩戸横から七福思案処へ向かう。
2つのルートは東山38番標識のある七福思案処で合流する。
現在は天の岩戸横のルートがメインルートとなっている(標識での線の太さが微妙に違っている)。
今回は旧ルートを歩いてみたくて歩いた。
その前にせっかくなので,伊勢神宮遙拝所にも行ってみた。
そこには伊勢神宮の方角に鳥居があった。
そこで祈ると伊勢に行かなくてもいい,というある種都合のいい場所だけど,それなりの雰囲気はあった。
念の為にざっと調べたら,ちゃんと伊勢の方角を向いているみたい(たぶん)。
七福思案処からは大文字山への登りとなる。
この区間はほとんどが登りか平坦な区間である。
少し登って横に移動して,また登って,という感じで進んでいく。
中盤に少し下る場所が2箇所ほどあるが,いずれも少し下るとその先でまた登るという感じで,全般に登り基調のルートである。
東山44-1番,44-2番標識付近では,新しく出来た(整備されただけ?)林道と交差している。
そこの辺りを過ぎると徐々に斜度がゆるくなり,東山45番標識にたどり着く。
京都一周トレイルはそこから左折して哲学の道へ下っていくが,今回は折角なのでコースから外れて大文字山の三角点に行ってみた。
さすがに三角点からは眺めがよかった。
今回はすごく天気がよかった上に,あまり霞んでなかったから,大阪の方向がとてもよく見えた。
あべのハルカスもしっかり見えた。
しばらくたまたま出会った人と話をしてから下山した。
下山ルートは大文字の火床経由が楽だけど,京都一周トレイルのコースの状況を思い出したかったので,
東山45番標識まで戻って京都一周トレイルのコースを下ってみた。
下山コースは火床経由よりも短い距離で下るみたいで,ずっと下ってる,という感じだった。
途中,楼門の滝の横では急な階段がある。
前回も怖いなぁ,と思って下ったが,やっぱり怖かった。
途中出会ったおじさんは,このルートは全然人が歩いてない,とぼやいてはった。
まぁ,確かにツウのルートやからねぇ。
霊鑑寺前から法然院前に行き,ルートはそこから哲学の道を行くが,ふと法然院前から銀閣寺前に向かってみた。
確か行けたはずと思ったから。
歩くとちゃんと銀閣寺の入口付近に出た。
そこから銀閣寺前の土産物通りは人だらけだろうから,裏道を行こうと思っていたけど,昼頃であまりに暑くて思ったほど観光客がいなかった。
なので,土産物通りを歩いて下ってみた。
さすがにアイスクリームやかき氷屋が多かった。
ほんとに暑かったので,かき氷を食べてから家路についた。
今回はスタート時はましだったが,やはり暑かった。
そのせいか,すごく疲れてしまった。
当初は銀閣寺道からさらに進み,バプテスト病院横から瓜生山まで行こうと思っていた。
7/16に歩いた時にルートが微妙に変わっていたので,その確認をしたかった。
でも,かなり疲労していたので,今回は無理せずにさっさと帰ることにした。
ほんと,世の中暑いねぇ。