Rokko_20181111

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　尾根道は菊水山の山頂から 300m 下った所にあるトイレの辺りに出た。 そこから尾根道を行ってもよかったが，車道に出てから谷道を上がった。 菊水山の山頂に着いたのは，11時半頃だった。 ボランティアの業務は12時半からなので，1時間前に着いたことになる。 そこで到着した旨を申告してから，出発までののんびりと過ごした。 そして12時半に菊水山を出発した。

　出発後，天王吊橋までに5人ほどに追いついてしまった。 とりあえず天王吊橋まで下ってもらい，天王吊橋の直後でリタイアの意志を伺った。 そこで数名がリタイアを表明されたので，リタイアの手続きを行った。 具体的には，完走証引換券の部分を受け取り，下山のアドバイスをした。 天王吊橋からは歩道のない有馬街道を 1km ほど下らないといけないので，念のために一緒に来てもらっていたボランティアの方に一緒に下ってもらった。

　その先の鍋蓋山の登りでも数人に追いついた。 お一人はその先もかなり粘られたが，他の方々はすぐに諦められたので，リタイア手続きをした。 鍋蓋山の上でも4人のグループと他にもリタイア者がおられた。 その先，市ヶ原近くまでは参加者には追いつかなかったが，大龍寺の駐車場と大龍寺の山門の所にいるボランティアの人たちから， それまでにそこでリタイアされた参加者の20～30枚の完走証引換券を受け取った。 また，大龍寺山門前で再度ドライブウェイを渡る時の交通整理用の警棒などの備品を受け取り，掬星台まで運んだ。

　市ヶ原の近くでも鍋蓋山で粘られた方がリタイアされ，市ヶ原の櫻茶屋前でもさらにお一人リタイアされた。 そこからなら新神戸駅に下る手もあるし，布引ハーブ園の中間駅に向かう手もあるので，良い判断だと思う。 その先は摩耶山に向けての登りになるが，そこでも10～20人程度の参加者に追いついた。 摩耶山のチェックポイントも近く，登りが続くし，時間も厳しくなってくるので，その区間では基本的にやんわりとリタイアをお勧めした。 一応，元気になって抜きかえされたら完走証引換券をお返しする，ということで皆さんから完走証引換券を受け取り，もしリタイアするならどう下山すればいいかをアドバイスしておいた。 ほとんど返却はなかったが，1名だけお連れさんを放置して猛ダッシュで登ってこられたので，完走証引換券をお返しした。

　市ヶ原から摩耶山の区間でも何人かが間に合わないということでリタイアを宣言された。 最終的に予定より3分遅れの 16:03 に摩耶山掬星台のチェックポイントに到着した。 そこで連絡用の携帯や，途中に回収した警棒，リタイア者の完走証引換券などを提出して，業務終了となった。 ロープウェイが空いていたらロープウェイでの下山も考えたが，結構混んでいたので，途中から一緒に歩いていただいた S 氏と下界まで一緒に上野道を下った。 途中，夕日を浴びた神戸市内の景色がきれいに見えた。 上野道を下り，市街地に出てから S 氏と別れた。 市街地をまっすぐ南下すると，阪急の王子公園駅の近くに出る。 今回は水道筋を東に行った所にある，灘温泉の水道筋店に行ってお風呂に入った。 思ったよりも混んでいた。 風呂でさっぱりした後，風呂屋のすぐ近くにある串カツ屋さんに寄って，一人反省会をし，王子公園駅まで戻って阪急で帰宅した。

　今回は，初めて六甲全山縦走大会のスイーパーをした。 一応それらしくこなしたが，多少反省点が残ってしまった。 もし今後スイーパーをすることがあれば，今回の反省点を肝に銘じて業務をこなしたいと思う。