鍋蓋山でかなり疲れを感じていたが,まだ朝早く涼しい時間なので,とりあえずトレーニングなので摩耶山までは行こうと思った。
大龍寺駐車場で水を 1L 買い,市ヶ原でトイレに寄ってから摩耶山を目指した。
摩耶山まで早朝で涼しいのはよかったが,その分蚊が多く,市ヶ原の手前辺りからずっとブンブンとうるさくてうっとおしかった。
仕方ないので,帽子の上から濡れたスポーツタオルを垂らして,アラブの衣装のように顔の側面を覆うとかなりましだった。
歩くとタオルが揺れるので,蚊も近づきにくいみたいだった。
稲妻坂辺りまで蚊に悩まされ続けたが,学校林道分岐を越えると風が強く,蚊の攻撃は少しましだった。風が強すぎて体の近くの位置をキープしにくかったみたい。
それでも少し風がおさまると蚊が寄ってくるので,スポーツタオルを垂らす作戦はなかなかやめられなかった。
摩耶山に着いたのは午前8時過ぎだった。2週間前に比べると時間は早いが,出発の時間を考えるとほぼ同じ時間かかっていた…。うーん,恐るべし,真夏の六甲山。
次の週の薬師岳登山にダメージを残したくないし,次の日の新型コロナワクチンの前に疲労しすぎないように,という言い訳をして,摩耶山で終了して下山しようと思ったのだが,そこで落とし穴があった。
今回は急な下りで結構足にくる感じがしたので,摩耶山から山道を下りたくないなぁ,と思っていたのだが,摩耶山のロープウェイは下りの始発が午前10時過ぎだった。山上の周回バスもやはり午前10時を過ぎないとなかった。
そこで仕方なく記念碑台まで歩き,そこから六甲ケーブル山上駅まで行って,六甲ケーブルで下ることにした。
ルートはキツめの下りをさけるためにアゴニー坂をパスしてバス道で自然の家前まで行った。
そこから三国池下への上りがあるが,中間地点辺りからサウスロードを歩いて丁字ヶ辻を目指した。
サウスロードは三国池下へ行くよりも傾斜がゆるくラクだったが,クマザサが多くて足元が見にくかった。
また,コース終盤の崩落地点とその手前の倒木が面倒だった。よく見るとショートカット道ができているみたいだったが,道を知らないのとクマザサでよくわからなかったので,強引に突破してしまった。
丁字ヶ辻の手前で車道沿いの復帰すると,あとはもくもくと六甲ケーブル山上駅まで歩いた。
山上駅では,体温が下がるのを待って汗を拭き,シャツを着替えてからケーブルカーに乗った。
ケーブルカーを降りてからは,神戸市バス16系統でJR六甲道まで行き,近くの銭湯(灘温泉六甲道店)で汗を流した。
今回は六甲全山縦走を目指したが,六甲ケーブル山上駅までとなってしまった。
疲れの残り具合を考えると,ま,こんなものかな?と思った1日だった。
ちなみに次の日に受けた新型コロナワクチンの接種は,当日はよかったが,当日の夜から次の日の朝にかけて発熱と上半身のむかつきが出て,ちょっとしんどかった。
最終的に丸2日ほどしてから完全復活した感じだった。
でも,これで多少リスクを減らせるので,よしとしておこう。