Rokko_20220507

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六甲山で暑さに負ける

　・2022年5月7日（土）晴れ
　・六甲山（須磨浦から大龍寺）
　・25.0km (沿面距離 26.0km，累積上昇 2574.3m，累積下降 -2578.3m)

今回の一枚
城ヶ越から見た鍋蓋山

須磨浦公園駅(7:01)→旗振山(7:21)→高倉台入口(7:34)→高倉台KOHYO前(7:37)→高倉台出口(7:41)→栂尾山(7:54)→横尾山(8:05)→東山(8:19)→横尾団地入口(8:28)→妙法寺交差点(8:40)→荒熊神社下(9:12)→安井茶屋横公園(9:23)→鵯越駅(9:56)→菊水山急登入口(10:26)→菊水山山頂(10:52)→天王吊橋(11:08)→鍋蓋山(11:46)→大龍寺駐車場(12:25)→再度山荘前(12:49)→諏訪山下の交差点(13:05)→花隈のつかさ湯(13:16)（歩行時間 6h15m）

今回のルートマップ：登山道のGNSS記録（地理院地図+写真）

　2022年5月7日（土）に6月のお楽しみ登山の下見と称して六甲全山縦走路を歩いた。できれば宝塚まで行きたいと思っていたが，暑さのせいか睡眠不足のせいかわからないが，上りで気分が悪くなってきたので，大龍寺の駐車場でやめて諏訪山に下った。

　新型コロナの前までは，毎年初夏と秋に高校の時の友人たちに声をかけて六甲山や近畿の山を歩いていた。コロナの2年間はそれができなかったので，今年こそはと思っている。そこで，下見を兼ねて六甲山を歩いてみた。 4月の初旬に六甲全山縦走してるから下見はできてると言えばできているのだが…。

　出発は須磨浦公園駅を午前7時とした。その時間なら前泊がいらないからなのだが，そこが間違っていたみたい。上り始めはしんどかったが，それはいつものこと，と思っていた。高倉台や栂尾山の上りでもいつものと同じぐらいのしんどさだった。しかし，栂尾山を越えた辺りから少しずついつもよりしんどいと感じだした。 3月に六甲全山縦走路を逆走した時に10時間切れたので，今回も目標は10時間にしていた。そのためそれなりにスピードを上げて歩いていた。それがまずかったのかなぁ？とにかく上りで熱が逃げない感じだった。それでもまあまあの時間で横尾団地まで歩いたと思う。

（つづく…）

　しかし，その先の高取山の上りで完全にスタミナ切れを起こしてしまった。ただ，高取山でヘロヘロになっても意外と宝塚まで行けたりするので，目標時間を10時間から11時間〜12時間と変えてみた。そこで少しだけペースを落として高取山を乗り切った。そこから鵯越駅まではなんとか粘って歩き，スタートから3時間弱で鵯越駅に着くことができた。

　その先，菊水山の上りも少しだけ頑張って，鵯越駅から55分ほどで菊水山山頂に着くことができた。そこまでは途中での失速もあるが，そこまで遅い時間ではない感じがした。天王吊橋までも16分で下れたので，これは意外と宝塚まで行けるかな？という感じがした。しかし，その先で一気に失速してしまった。

　鍋蓋山の上りに入ったのは午前11時過ぎだった。そこからの上りで体からの発熱がうまく放出できてない感じがした。それまでも熱がこもる感じがしたが，鍋蓋山の上りではそれが最高潮になった感じだった。木陰に入ると思ったよりも風があって気持ちいいぐらいだったが，それでも上りでの体からの発熱が逃げない感じだった。そうなると徐々に気分が悪くなってきた。そのまま無理すると熱中症で倒れるかもなぁ，という気もしてきた。無理して進んでもよかったが，山中でひっくり返るのもいまいちやなぁ，と思い，勇気ある撤退を選ぶことにした。

　ふーふー言いながらなんとか鍋蓋山に着いたのは12時前だった。そこから更に先に進んだが，途中，木陰で下界が見える場所でしばし座り込んでしまった。座り込んでスマホをいじって多少体力が戻ってきたところで下山を開始した。なんとか大龍寺の駐車場まで行き，そこから大師道を下って諏訪山に向かった。途中，再度山荘に寄って席が空いてないかを聞いてみたが，さすがに予約でいっぱいと言われてしまった。

　しかたないので，そのまま下り，花隈のつかさ湯に寄って汗を流した。その後，いつもの元町商店街の焼き鳥屋で一人反省会をして帰った。

（下記の小さめの写真をクリックすると，大きめの写真が見れます。大きめの写真自体をクリックするとオリジナルの写真が見れます）