Shiga_20180617

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　1合目から先はゲレンデだった所の脇にある登山道を行く。 日を遮る木がないので，日差しがあると暑く感じた。 ここもまあまあの斜度で登るので，疲れが増してきて，先行きが不安になってきた。 でも，下を見ると眺めがよく，少し元気になれた。

　2合目から3合目にかけては，再び森っぽい感じの所を行く。 この辺りも同程度の斜度であり，結構足にきた。 また，3合目近くまでは山頂が見えなかった。 見えたら見えたでしんどく感じるかもやけど，見えないとこれまたモチベーションが言うほど上がらなかった。

　3合目はスキー場（跡地）のゴンドラ降り場付近だった。 その辺りは少し平坦な場所もあった。 そこにはトイレがあったので，トイレ休憩で少しだけ長めの休憩にしてみた。 また，近くに柵で囲った領域があり，花を保護しているみたいだった。 そこで花を見に入ったが，言うほど沢山の花は咲いてなかった。 もっと咲いてると思ったのになぁ…。

　そこから少し登るとすぐに4合目だった。きっと3合目の位置が高すぎるのかな，と思う。 その先で，多少林っぽいところを歩いた後にコカコーラの自動販売機が見えてきた。そこが5合目だった。 さすがに160円のジュースが240円だった。値段が高いのは仕方ないねぇ…。 そこからはその先山頂域までのルート（正確にはルートある付近）が全部見えた。 それって，これからどんだけしんどいかがよく分かって，気分が萎えそうだった…。

　5合目からは，草原っぽいところ（離れたところからはそう見えた）を九十九折でひたすら登る感じだった。 途中，6合目のすぐ下辺りにぽつんと避難小屋があった。 そこまではその避難小屋が目標になったが，それをすぎるとひたすら登る感じだった。 7合目をすぎると，徐々に急な斜面が増えだした。 特に8合目辺りから上は，急な登りが普通になりだした。 思ったよりも本格的になってきて，さすがに百名山は侮れないなぁ，と感じた。

　そして，なんだかんだで，出発から 3時間半ほどで山頂域の遊歩道に出た。 その先は傾斜もゆるく，咲いてる小さな花を愛でながら山頂の三角点を目指した。 三角点は，山頂域にあるお店群の向こうにあった。 最初，どこが山頂かがわからず迷ってしまった。 最終的に出発から3時間41分で山頂にたどり着いた。 山頂域に出てからはずっと雲の中で，三角点で写真とっても背景が真っ白でイマイチだった…。

　三角点の後は，その辺りでお昼ご飯のおにぎりを食べ，山頂域のお花畑を見ようと歩いてみた。 しかし，言うほどお花畑ではなかった。 どうやらみんなに踏まれて花畑がやられてるみたいだった。 大きな区画がロープで囲われて，お花畑再生中，みたいに書いてあった。 それでもまだ花は少ない感じがした。

　その後，トイレに寄ってから，西寄りにある琵琶湖展望台に行ってみた。 そこは琵琶湖が一望できる場所みたいだったが，あいにく雲がかかっていて琵琶湖ははっきりとは見えなかった。 また，そこからは登山道の九十九折が見えるのだが，それも雲に邪魔されて見にくかった。 それでもなんとか，時折雲が切れた瞬間に見える登山道を撮っておいた。

　琵琶湖展望台からそのまま登山道に向かい，下山を初めた。 下り始めると，ゆっくり下ると膝にきそうだったので，心持ち小走り気味で下りてみた。 そのおかげか，登りで1時間半ほどかかった5合目まで，45分ほどで下れてしまった。 しかし，その辺りまで下るとだんだん足がへたってきて，その先は思ったほどペースは上がらなかった。 何が辛いって，太ももとかふくらはぎがだるいのなんのって…。 仕方ないので，3合目，2合目，1合目と，要所要所で止まって休憩しないといけなかった。 1合目では椅子に座って10分近く休憩してしまった…。

　それでも，なんとか2時間ほどで登山口まで戻ってくることができた。 そして，車で「伊吹山麓まいばらスポーツ文化振興事業団（ジョイいぶき）」にあるいぶき薬草湯に行った。 いぶき薬草湯は「温泉」ではないが，薬草をたっぷりいれた湯船があり，なかなかに気持ちよかった。 値段も大人600円だったし…。シャンプーやボディソープはあったが，タオルだけは別料金だった。 そこでしばし疲れを取った後，行きと逆のルートで帰った。

　今回は，はじめて伊吹山に登ってみた。 高速からは何度も見たことがあったが，思ったよりも登りごたえのある山だった。 トレーニングにはもってこいかもしれない。 でも，アクセスがもうちょっとよかったらねぇ…