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ランニングエレクトロニクス社製 Gms-g9 基板使用 GNSS ロガー 3号機の製作

これはGlobalTop 社製 Gms-g9 使用 GNSS ロガー 2号機の改造の続きである。

 ネットで見つけたので,ランニングエレクトロニクス社から, Gms-g9 Breakout 基板を買ってみた。
その製品は基板の表に Gms-g9 がつけてあり,裏にチップ抵抗やチップコンデンサなどが配置されている。 価格は2014/現在で,4,094円だった。 基板の大きさは Gms-g9 を一回り大きくしたぐらいで,縦横共に2.54cmとなっており,コンパクトにまとまっている。 一つ難点をあげるとすると,ボタン電池をつけるスペースと未 Fix 時に点滅する LED が基板上にないことぐらいだろうか。 Gms-g9 はバックアップ電源として常にボタン電池から電圧を供給しておきたいのだが,それは別にスペースを確保しないといけない。 Adafruit 製の Ultimate GPS unit (PA6H が載っている基板)の場合,全体の大きさは少し大きいが, 表側に抵抗などが配置され裏にボタン電池をつけるスペースがあった。 バックアップ電源はなくても使えるが,常にバックアップ電源から電圧を供給しておく方が衛星の捕捉が早かったはずなので, breakout 基板にボタン電池を付けれる方がいいと感じた。 また,Fix していない時に点滅する LED もついていると,部品と手間が減っていいと思うのだが…。 自分で基板に Gms-g9 を貼り付けた場合は,できるだけ Gms-g9 と同じ基板上にボタン電池と LED (+抵抗)をつけるようにしていた。 しかし,コンパクトにきれいにまとまっているという点では,ランニングエレクトロニクス製の breakout 基板には全然かなわない。

 Gms-g9 の調子をみるには,GlobalTop 社製 GPS Viewer v1.8 と FTDI (USB端子につなげるシリアル通信(UART)用ボード) を使った。 Gms-g9 は GlobalTop 社製なので,当該社のテスト用ソフトが適している。 その結果,衛星の捕捉等は問題ないが,Firmware のバージョンが,v3.20 だが,マイナーナンバーが8033 だった。 そこでねむいさんから送っていただいたより新しい Firmware バージョンの v3.20, 8107 に更新しておいた。

 Gms-g9 だけでは GNSS ロガーにはならない。 GNSS ロガーを作ろうと思ったら,Gms-g9 の他に,ログ記録用の OpenLog,LiPo(リチウムポリマー)電池用の充電器である Power Cell,LiPo 電池,を買わないといけなかった。 今回は,OpenLog と Power Cell をスイッチサイエンスから,LiPo 電池をストロベリー・リナックスから購入した。 それら以外に,ベースとなる基板,ピンヘッダとピンソケット,小さなスイッチ,配線用のスズメッキ線とビニール皮膜銅線,ボタン電池ホルダーが必要だったが, GNSS ロガー2号機製作の際の残りがあったので今回は買わなくてもよかった。
つづく…
(下記の小さめの写真をクリックすると,大きめの写真が見れます。 大きめの写真自体をクリックするとオリジナルの写真が見れます)
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(撮影日 2014/06/10)

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(撮影日 2014/06/10)

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(撮影日 2014/06/10)


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