防水はとりあえず簡易防水として,防水袋を被せる作戦にしてみた。
買ってみたのは
SealLine 製のエレクトロニックケース・オレンジ L 32077。
見た目以上にしっかりして,被せていれば雨は大丈夫っぽかった。
しかし,どうしても下が開いてしまうので,ちょっと不安が残ってしまう…。
(
追記:この後,ナビとカーアダプター等を RAM マウントの防水ケースに入れる作戦に変更した)
電源はバイクのバッテリーから取る作戦にした。
しかし,バッテリー上がりを防ぐ意味でもキー連動で電源ラインをオン・オフしたいと思った。
そこで,リレーを購入し,リレー駆動用電源としてキー連動のラインを探して使うことにした。
リレーはエーモン製の
リレー 4極 DC12V車専用 20A (Item No. 1245)を買ってみた。
また,nüvi 3770V は FM-VICS 受信のためにカーアダプターから電源を取らないといけない。
そこでニューイング製のシガーソケット
DCステーション シングル NSMS-002 を買ってみた。
リレー駆動用のラインだが,
CBR1100XX の場合は以前 ETC をつけてもらった時のヒューズを発見した。
どうやら右足用ブレーキペダルを踏んだ時にブレーキライトを点けるためのラインを使っているみたいで,実際にキーのオン・オフに反応していた。
そこで,今回はその ETC 駆動用のラインから分岐させて,リレーを駆動する作戦にしてみた。
分岐には車用の分岐具(カチッとはめるタイプ)を用い,接合には基本的にギボシ端子と圧着端子を使った。
ブレーキラインから分岐させたラインをリレーの青線につなぎ,黒線をアースにつなぐ。すると,キーオンでリレーがオンになる。
リレーの赤線はバッテリーのプラス側につなぎ,黄線をシガーソケットのプラス側につないだ。
シガーソケットのマイナス側はバッテリーのアース側につないだ(あるいはボディに落とす)。
作業する時はショートに注意し,グランド端子を最後につなぎこむことが必要。
作業の結果,最終的にナビをクレードルに載せると,キーのオン・オフに対応してナビの電源がオンになったり,自動でオフにしようとしたりした。
うまく働いていてよかったよかった。
ナビ用のカーアダプター等はRAM ホルダーの nüvi 3770V 用ホルダーの裏にステンレス製の穴あき板をはめ,
そこに耐候性がある結束バンドで固定した。
結束バンドはあまりきつく閉めると配線が痛むので,締め過ぎないようにするのがこつ。
FM-VICS 用の制御箱も同じ場所に結束バンドで固定した。
また FM-VICS 用のアンテナも一部をステンレスバーに固定したので,
ホルダーを外す時には FM-VICS 用アンテナも一緒に外さないといけない。
シガーソケットは結束バンドでステンレスバーには固定せず,
取り外し可能な小さなフックでステンレスバーにぶら下げるようにした。
そうすることで,ナビホルダーをバイクから外す時に,シガーソケットはバイク側に残せる。
これでひとまずナビをバイクに固定することができた。
まあまあ良い感じにできたと思う。
実際に磐梯吾妻スカイラインと谷川岳ツーリングにつけて行ったが,大きな問題はなかった。
延々と高速も走ったし,結構きつい雨の中も走った。
それでもナビがトラブルことはほとんどなかった。
長距離ツーリングであったナビの唯一のトラブルは,ナビが起動しなくなる,というものだった。
はっきりした確証はないが,どうやらシャットダウンプロセス中にバイクのキーを ON にしたのが悪い,と疑っている。
ナビの電源をバイクのバッテリーから取っているのだが,
キー連動にしているのでバイクのエンジンを OFF にするとナビも自動でシャットダウンする。
しかし,いきなりシャットダウンするのではなく,まずは「キャンセルボタンを押さないとシャットダウンするぞ」と15秒程度表示する。
その後,ボタンが押されないとナビはシャットダウンする。
しかし,そのプロセスの途中でバイクのエンジンを ON にすると,どうもナビが暴走気味になるみたい。
暴走気味ということは再びバイクのエンジンを切ってもナビはオフにならないみたい。
その結果,バッテリーを使いきってしまって,次に電源を入れようと思っても全然電源が入らない,って事態に陥ってしまった,と思っている。
これに関しては,ナビを充電状態にしてしばらく放置しておいたら勝手に電源が入ったので,故障ではなさそう,と今は思っている。
今回,見知らぬ土地にツーリングに行ってみたが,ナビがあることでいちいち停車して地図を見る機会がほとんどなくなった。
これで快適なツーリングができるぞっ,と思ったが,やはり防水性能に不安がある。
そこで GPS ストアで RAM マウントの防水ケース AQUA BOX MW を買ってみた。
その紹介は次の機会にしよう。
nüvi 3770V 防水化に続く